公開初日の昨日の朝一番に近所の映画館で見てきました。
喘息を患う少女、杏奈の病気を改善するために、頼子さんが杏奈を釧路へ行かせる所から、
物語が始まるのですが、展開的に米林さんの初監督作品「借りぐらしのアリエッティ」に
似てるなと思いました。
冒頭の目に見えない魔法の輪があって内側と外側があると杏奈が語るシーン。
自分も、昔から人付き合い苦手で外側に居ることが多い感じなので、心に刺さる物あったり(^^;
同年代の子を避ける杏奈の気持ちはよくわかりますし、クラスメイトが自宅に来るシーンあたりは
自分も経験があるので結構リアルに描いているなと思いました。
中盤は、マーニーと杏奈が一緒に居るシーンが増えてきますが、あれだけ見ると、
監督は金髪少女とキャッキャウフフしてるシーンを描きたかっただけじゃないのか?
と勘ぐってしまいましたがw(ぇー
きんいろモザイクの忍ちゃんが「キンパツ!」連呼して絶賛しそうなアニメだなと(笑)
ボツコピーが『ふたりだけの禁じられた遊び』や『ふたりだけのいけないこと』だった
あたりから制作サイドも少しは意識していたのは間違いないw
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それと、杏奈が道端で倒れ込んでるシーンが多いので、犯罪に巻き込まれないのだろうかと
アニメ中のキャラクターながら心配になりました(苦笑)
でも、マーニーの正体が終盤に明らかになると、色々と伏線が繋がって感動しますね。
劇場で泣いておられる方も結構居ました。
派手さはないものの、変な癖もないので作品の中にすんなり入りやすい印象です。
見に行くなら静かに映画を見れる人と見に行くのがベストでしょうね。
私は相手が居ないので一人で観に行きましたが(^^;
ジブリ作品としては地味ですが、綿密かつ丁寧に作られているので、
私はこの作品好きになりました。