久しぶりに

この土日はイマイチ、シナリオが馴染めなくて積んでいた俺たちに翼はないを
なんとなく頭に引っ掛かっていたので久しぶりにプレイしていました。
この作品終盤に入り章ごとに分けた意図が分かると一気に面白くなりますねw
また、章ごとに主人公の性格や環境が違うため、よくぞ一人で全てのシナリオ
書いたな思いました。
普通だったら、この人が書くとこんな作風ってある程度固定される物なのですが、
この作品は章ごとにまったく変わるため、この部分で王さんが苦労したのだろうなと
テキストを読んでて感じます。
ただ、逆にこの幅の広さが人を選ぶ感がありますね。
例えば、麻枝准が好きだとか奈須きのこのシナリオが素晴らしいとか
人それぞれあると思うのですが、俺つばの場合、章ごとに雰囲気が別人が作ったか
と思えるほど違うため、合わないシナリオがどうしても出てしまいがちです。
それから、美少女ゲームと言う割に恋愛要素が希薄な点もプレイする人を選ぶ
という感じでしょうか。
おそらくこのあたりが、SHUFFLE!に比べてメディアミックス展開が
あまり上手く行っていない原因になっていると感じます。
ただ、俺つばのシナリオ自体は王さんの描く幅の広さに魅力を感じます。
Keyの麻枝准さんが一時期感じていたヒロインが死ねば泣きゲーが出来る的な、
パターンの枠を超える一つの答えという印象が俺つばにはありますね。

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