Sandy Bridgeの全貌が明らかになってきました。
ラインナップの詳細は各社HPに掲載されてますが、自作ユーザー向けの主力は
Core i7-2600KとCore i5-2600Kですね。
この二つの主な違いはHTの対応の有無とクロックが2500Kが0.1GHz低いといった所でしょうか。
内蔵GPUの性能差もありますが、発売当初の場合外部グラフィックカードを利用する場合は、それほど意味のあるものではないので、あまり気にしなくて良いと思います。
ベンチ結果についてですが、全体的な傾向として256bitベクトル演算が出来るAVXを利用したケースは劇的に性能アップ、
FPU/SSE系は従来とほぼ同等、それ以外は同クロックで1割弱~2割程度の性能向上といったところですね。
チップセットに関しては、6シリーズが対応製品になりますが、あまりPCIサポートが消え
ブリッジチップが必要になった点以外、PCを組むに当たって大きな変更点は
それほど無い印象です。
OCする方はPLL内蔵になった関係でKモデル以外は制限があるので、ちょっと
注意が必要でしょうけどね。
以下に各社関連ページのリンクを掲載します。
○impress PC Watch
・多和田新也のニューアイテム診断室
Intelの普及価格帯CPUを一新するSandy Bridgeこと「Core i7-2600K/i5-2500K」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tawada/20110103_417994.html
・元麻布春男の週刊PCホットライン
デスクトップ用Sandy Bridgeを検証する
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20110103_417997.html
○ASCII.jp
・最新パーツ性能チェック ― 第104回
内蔵GPUの存在を大きく変える「Sandy Bridge」の性能とは?
http://ascii.jp/elem/000/000/580/580089/
○ITmedia
・イマドキのイタモノ
年の初めは“Sandy Bridge”をグリグリと走らせた
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1101/03/news001.html
○マイコミジャーナル
・特集「Sandy Bridge」完全攻略!! Core i7-2600KとCore i5-2500Kを徹底的に試す
http://journal.mycom.co.jp/special/2011/sandybridge/index.html
○4Gamer.net
・ゲーム用途でのSandy Bridge徹底検証
Core i7-2600K/3.40GHz Core i7-2600/3.40GHz Core i5-2500K/3.30GHz
http://www.4gamer.net/games/098/G009883/20110103001/
>内蔵GPUの性能差
内蔵グラフィックとしては、ベンチ結果からRadeon HD5450並みだそうですが、
ハードウェアエンコードで特にi7-2600Kは再生時間の約1/4で全エンコードが
完了したという劇的な結果が出ているそうで、動画編集メインのMAD好きには
魅力的かもしれませんw
ただ、ベンチ記事中でH67チップセットとの組み合わせでも、
>内蔵GPUがオンでも別途ビデオカードを差している状態だと、ハードウェア
>エンコード機能が有効にならなかった
とあるので、結局のところ宝の持ち腐れになってしまうようです(=ω=.)
そもそもハイエンドでハードエンコ対応のビデオカードを挿してるヘヴィー
ユーザーには全く余計なものなんでしょうけれど、ハードエンコ未対応の
ハイ~ミドル~ローエンドのビデオカードを挿してるユーザーには、全然
おいしくない話です(苦笑)
まぁ、それでも消費電力が今までのモデルに比べて通常の範囲内に収まった
>i7-2600K 64~145W
>i5-2500K 36~106W
ところは評価すべきなんでしょう・・・というか、i7-875Kの高付加時237Wって
なにーっ!??( ̄□ ̄;)
>動画編集メインのMAD好きには魅力的かもしれませんw
ですねw
AVXについてもWin7 SP1が出ないと使えないのですが、使わなくても
かなりの性能ですしね。
ただ、自作派のねらーからは、電源落ちトラブルやIntel純正M/Bが燃えるケースも
報告させれていて、イマイチ不安定な印象です。
起動時に不安定になる減少はCore2の初期にもあった現象なので、BIOS(EFI)の
更新等で暫くすれば大丈夫だとは思いますけどね。
>結局のところ宝の持ち腐れになってしまうようです(=ω=.)
今の仕様だと使い様がない感じですね(^^;
>そもそもハイエンドでハードエンコ対応のビデオカードを挿してるヘヴィー
>ユーザーには全く余計なものなんでしょうけれど
それでも、CPUのGPU機能を使ったハードウェアエンコード試してみたいと
いう人は結構居る印象ですね。
ちなみに私の使っているRADEON HD4850でも一応対応しています。
ただ、今の所動画エンコ自体あまりしない上再生支援も最近ようやく
ffdshowの最新版を導入してDXVA対応になったことを知り使ってみた感じです。
使うと確かにH.264動画再生時のCPU負荷が数%程度になりますね。
>ところは評価すべきなんでしょう・・・というか、i7-875Kの高付加時237Wって
>なにーっ!??( ̄□ ̄;)
そこはi7-875kが爆熱Pen4を開発したオレゴン対して、Sundayは低発熱なCore2を
開発したイスラエルの設計思想の違いなんでしょう。
ま、我がAMD Phenom X4 9850Black Editionの318Wと比べたら875Kなんて
かわいい物ですがw
http://ascii.jp/elem/000/000/121/121815/index-3.html
今年は、安くなった45nmプロセスで製造されているPhenom IIに換装しようかなと
検討中ですが、やはり倍率可変出来るが熱い黒箱が面白そうなんで
選んじゃいそうw