かぐや姫の物語

今年はアニメ映画を見に行った本数がこの作品で7本目になりました。
近くの映画館でいろいろアニメ作品やってくれたのが大きいですね。

さて、かぐや姫の物語ですが、作品制作が発表された当初は独特なタッチの
イラストだったのであまり期待していませんでした。
ですが、まどか☆マギカを見に行った際の予告編で背景とキャラクターが一体となって
動く映像を見てこれは凄いと思い今日見てきました。
かぐや姫の物語 パンフレット

今までの高畑勲監督の作品は、社会へ訴えかける作品が多く、面白さに
掛ける印象でしたが、今作に関しては竹取物語をあまり知らない私が見ても面白いです。

まず、「ジブリ史上最高の絶世の美女現る」との触れ込みですが、これは本当にそう感じたりw
小さい頃は可愛らしいし、成長するにしたがって本当に美しく描かれてます。
「かぐや姫の犯した罪と罰」というのも納得。
関わった人が結果的に不幸に遭うケース多いですからねぇ。

それと、女童(めのわらわ)が良い所で沢山出てきて面白いw
なんか憎めないキャラですw

ただ、やはりジブリの割には見る人選ぶ印象はありました。
かぐや姫は良く言えば天真爛漫で可愛いですが、見ようによってはわがままな姫ですし、
終盤に捨丸と再会したあたりは捨丸の嫁さんの立場どうなるんだ的な感じだしw
仕事をバリバリこなす現実主義者ってな人には合わないだろうなと思いました。

それと、主題歌聴いて好きになりました。二階堂和美さんは初めて知りましたが、
中々良い歌声だと思い、主題歌シングルを楽天ブックスで注文してみたりw

宮崎駿監督の風立ちぬに対してどう対抗するのか楽しみでしたが、水彩画タッチで
動く映像と、竹取物語という定番のお話をベースに膨らませていく手法で双璧を成す、
素晴らしい作品に仕上がっていると感じました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です