2014秋アニメレビュー その3

台風が過ぎ去りましたが、私の所は雨風共それほどでもなく良かったです。
それでは秋アニメレビュー その3、いきたいと思います。(^^

・デンキ街の本屋さん
http://umanohone.jp/

日本のとある電気街」に建つ架空の書店「COMIC うまのほね」を舞台にしたラブコメアニメ。
まーどう考えても、元ネタはと○のあなでしょうがw「みかんBOOKS」も原作中に
出てくるらしいしw

この作品は、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」といった長期放送中のアニメを
手掛ける老舗のシンエイ動画が制作しています。

映像が特別美しいとかそういうのは無いのですが、同人誌を扱う書店の裏側が
見れるような作りで面白いですw
2話では電気街の運動会で登場キャラがブルマで出てきたり、パンツ食い競争という
滅茶苦茶な競技が出てたり、桃井はるこさん担当のSSDちゃん登場で混沌としてますが、
作風からしたらピッタリあってますし問題ないでしょうw(ぇー
結構このアニメもオススメですw

・グリザイアの果実
http://www.grisaia-anime.com/

フロントウイングが2011年に発売した美少女ゲームのアニメ化作品です。
訳ありの少女5人”のみが”通う私立美浜学園に主人公が入ったところから物語が始まります。
このアニメは、日本の連続テレビアニメとしては初の全て画面比率2.35:1(シネスコサイズ)で
制作されているのが特徴で、新しい事にどんどん挑戦していこうという制作スタッフの
意図が伺えます。ちなみにモニタアス比に換算すると21:9とのこと。

…もっとも今の所パンツもろ出し作品にしか見えませんがw(ぇー
ただ1話終盤に各ヒロインの裏を伺い知る事が出来るような形で終わっていて、
続きが大変気になりますね。

それにしてもこの作品、OPの出来が映像・音楽共に素晴らしい。
これはCD買おうかなと考え中です。(^^

・旦那が何を言っているかわからない件
http://www.dreamcreation.co.jp/danna/

いつもは、短時間アニメは取り上げないのですが、田村ゆかりさんメインの作品は
波打際のむろみさんと良い、ヒットしてますので書こうと思います。
まず、ゆかりんによくこんな役やって貰えたなぁというのが最初の感想w

それと女性キャストが全て独身で揃えたのも凄いなと(^^;
5分アニメなのでかなり詰め込んでますが、話の取捨選択が上手く、制作スタッフの
凄さを感じますw

2014秋アニメレビュー その2

13日の夕方~晩頃に台風19号が直撃の可能性が高く心配…(汗
さらにJRは関西エリアで明日午後4時以降に関しては終日運転見合わせという前代未聞の
事態になってます(^^;
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHC12H01_S4A011C1AC8000/

もっとも関西私鉄各社は「今が稼ぎどきだー」ってなってる所もありそうですがw
南海と近鉄の一部の除いて、殆どが標準軌を採用しているのでJRより安定感ありそうだし(^^;

さてさて、秋アニメレビュー第2弾書いていきたいと思います。

・selector spread WIXOSS
http://selector-wixoss.com/

春に放送していた、selector infected WIXOSSの続編です。
1期開始当初はカード販促アニメと呼ばれて、あまりシナリオ面で期待されてません
でしたが、カードの中に友達が入ってしまってカード内のキャラが利用者に乗り移る
というまどマギよりも救いようがなく、それでいてやたら作りこまれたストーリーで、
アニメファンを驚愕させた作品です。(^^;

今作では、前作のラスボス的存在だった伊緒奈がカード化して主人公のるう子の手元に
ある状態という、既にかなり恐ろしい所から始まっています。
晶の性格の悪さも健在で、声優さんの悪役を演じる能力パワーアップしてるなと思ったりw

今回もシナリオ面がかなり作りこまれている印象で今後に期待ですね。

・ SHIROBAKO
http://shirobako-anime.com/

アニメ制作現場をアニメ化するという、ありそうでなかった斬新アニメ(ぇ
初っ端から、頭文字Dばりのカーチェイスを展開して度肝を抜かれましたw

業界用語や独特の習慣が出てきますので結構話に付いて行くのが大変です(^^;
しかし、、長年ドラえもんの制作進行等をされているベテランの水島努さんが監督な関係からか、
P.A.WORKS色が薄く、今までと大分違う雰囲気ですが、非常にテンポよく話が進んで面白いです。
最近のPAは絵だけ綺麗で中身ない印象だったので、今作でイメージ大分変わったと感じますね。

アニメ好きなら是非見ておくべき作品だと思います。

・大図書館の羊飼い
http://www.daito-anime.com/

オーガストの美少女ゲームの最新作のアニメ化作品です。
ただ、原作は特にイラストのクオリティが高いのが特長ですが、このブランドのアニメ化は、
毎回不遇な扱いを受けてまして、夜明け前より瑠璃色なでは特にキャベツの作画があまりに
酷く、キャベツアニメと呼ばれネタにされてました。(^^;

そして今作なんですが、正直今時のアニメにしては作画が微妙ですね(苦笑
特に色指定の微妙さや全体の色合いの薄さが気になります。
あとキャラ紹介の場面でイメージの花を大きく入れる形になっていてクドい。
シナリオ展開や雰囲気は悪くないのでちょっと残念な感じです。

また1話は一般的にアニメ全体の中ではクオリティが高いケースが多いので、今後さらに
質が落ちないか心配ですね。(^^;

2014秋アニメレビュー

毎度おなじみアニメレビューです。
夏は、期待していた作品がイマイチで書くのをスルーしましたがw(ぇー
一転今年の秋はレベルが上ってどの作品も面白いです。
まずは注目の3作品の紹介です。

・天体のメソッド sora no method
http://sora-no-method.jp/

「Kanon」のシナリオを手掛けた久弥直樹さん原案の「sola」以来7年ぶりの新作。
H.N.のとおり、Kanon好きな私としては絶対見逃せない大本命w

この作品、まず主人公の乃々香を始めキャラクターがみんな可愛い。
それとやはり雰囲気が温かく、キャラの性格がKanonに通じるものがあるなと感じます。
シナリオも、出だしは元いた街に久しぶりに戻ってきたという話で、Kanonの祐一が
乃々香に置き換わったような感じですね。

そして、ノエルがあゆちゃん的存在に見えてきますw
温かい雰囲気と、独特の心地よさのある良い作品だと思います。

そしてOPの「Stargazer」という曲が、昔のI’veの雰囲気が残っている曲でこれもグッド。
ジャケットのノエルのイラストも可愛いので購入しようかなと考えています。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00MMHFP1S

・甘城ブリリアントパーク
http://www.tbs.co.jp/anime/amaburi/

「けいおん!」、「涼宮ハルヒの憂鬱」等数々のヒットを飛ばしている
京都アニメーションの新作。
最近は、自社ラノベレーベルからのアニメ化が多く、あまり面白くない感じが
あったのですが、今回はフルメタの作者の賀東招二さん原作の作品で安心感があります。(^^

実際、1話を見てみるとテンポが良く、フルメタのボン太みたいなキャラクターの
モッフルが登場したりして、フルメタシリーズを見ていた人も楽しめる内容に
なってました。
閉園危機の遊園地を立て直すというところから話を広げるというのも着眼点が素晴らしい。
そして、支配人の少女が魔法の国の王女というも遊園地のメルヘンさとマッチして
面白いですね。

ちなみに、私の地元奈良にもシンデレラ城のパクリのような城のあるドリームランドという
遊園地がありましたが、閉園近くになると甘ブリと大差ない状況になっていた上、
閉園後跡地に火葬場建設計画が出たりと(その後近隣住民の反対により頓挫)、
全くドリームじゃない状況が続いてたりします。(苦笑)

・Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
http://www.fate-sn.com/

これは「空の境界」、「FateZero」を制作していたufotableが「Fate/stay night」の
再アニメ化を手掛ける注目の作品ですね。
発表された当初は10年前の原作を再びアニメ化するということで驚きました。
以前アニメ化された際は、全ルートを折衷した内容でバラバラで纏まりの無さが問題と
されていましたが、今作では”Unlimited Blade Works”という遠坂 凛のシナリオに
絞った形にして、しっかり描く内容になっているのが特徴です。

元々のufotableのクオリティには定評がありますので、原作ファンが安心して
見れる内容だと思います。
約1時間あった0話を見た感想ですが、原作を忠実に描いている印象で良かったです。
本日深夜放送される1話にて初めて流れるEDテーマ曲 Kalafina 『believe』も注目ですね。

思い出のマーニー

公開初日の昨日の朝一番に近所の映画館で見てきました。 
喘息を患う少女、杏奈の病気を改善するために、頼子さんが杏奈を釧路へ行かせる所から、 
物語が始まるのですが、展開的に米林さんの初監督作品「借りぐらしのアリエッティ」に 
似てるなと思いました。 
思い出のマーニー パンフレット

冒頭の目に見えない魔法の輪があって内側と外側があると杏奈が語るシーン。 
自分も、昔から人付き合い苦手で外側に居ることが多い感じなので、心に刺さる物あったり(^^; 
同年代の子を避ける杏奈の気持ちはよくわかりますし、クラスメイトが自宅に来るシーンあたりは 
自分も経験があるので結構リアルに描いているなと思いました。 

中盤は、マーニーと杏奈が一緒に居るシーンが増えてきますが、あれだけ見ると、 
監督は金髪少女とキャッキャウフフしてるシーンを描きたかっただけじゃないのか? 
と勘ぐってしまいましたがw(ぇー 

きんいろモザイクの忍ちゃんが「キンパツ!」連呼して絶賛しそうなアニメだなと(笑) 

ボツコピーが『ふたりだけの禁じられた遊び』や『ふたりだけのいけないこと』だった 
あたりから制作サイドも少しは意識していたのは間違いないw 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140718-00000007-sasahi-movi 


それと、杏奈が道端で倒れ込んでるシーンが多いので、犯罪に巻き込まれないのだろうかと 
アニメ中のキャラクターながら心配になりました(苦笑) 

でも、マーニーの正体が終盤に明らかになると、色々と伏線が繋がって感動しますね。 
劇場で泣いておられる方も結構居ました。 
派手さはないものの、変な癖もないので作品の中にすんなり入りやすい印象です。 

見に行くなら静かに映画を見れる人と見に行くのがベストでしょうね。 
私は相手が居ないので一人で観に行きましたが(^^; 

ジブリ作品としては地味ですが、綿密かつ丁寧に作られているので、 
私はこの作品好きになりました。 

ClariS アリス卒業発表。

アリスの卒業発表してから数日が経ちましたが、私的にはやっぱりショックが 
大きく…(汗 
http://www.sonymusic.co.jp/artist/claris/info/440308 

職場で「クラリス」という抗生物質名前を見るたびあぁアリス卒業だなぁ… 
と考える日々…(ぇー 

ClariSを初めて知ったきっかけは、俺の妹がこんなに可愛いわけがないのOP曲、 
inoryですね。クララとアリス、二人のボーカルを最初に聞いた時からおぉーと 
思ったものです。 
それとまどか☆マギカでのTV版のコネクト、劇場前後編のルミナス、そして 
新編のカラフルで、無くてはならない存在になったと感じました。 

ちなみにこの二人、メジャーデビュー前はアリス☆クララだったそうです。 
ニコニコ動画にアリス☆クララ時代のがまだ残っていました。 
http://www.nicovideo.jp/mylist/15308474 

歌っているのが、けいおん!やとある科学の超電磁砲の楽曲と、個人的にはストライク 
ど真ん中のものばかりなんですがw 
アリス卒業の機会に改めて今聞くのも新鮮で良いと思います。 

今年の1月には ClariS presents 「2014 New Year’s Festival 始まりの予感・・・」 
というイベントでシルエットでの登場があったりしただけに今後出てくるのかなと期待した 
矢先に、まさかのタイトル通りの予感だけでしたという事になるとは…(^^; 

色々と詳しく調べてみると、元々クララさんの方からアリスさんを誘ったというところから 
始まったそうなので、その辺りのから、将来に対する想いの違いがアリス卒業のきっかけに 
なったような気がします。 

学業に専念するためとの事ですが、一時休止ではなく卒業というのが、私個人としては、 
残念だなと思う気持ちであります。 

公式サイトには、「ClariSは次なるステージを準備中」と書かれていますが、残った 
クララ一人で頑張って欲しいと思うファンが多いと思います。 
もし、新たに別の方が入るの形になると、気分的に複雑に思うのは私だけでは 
無い気がします。 

ともあれ、今回卒業するアリスさんやクララさんが残る今後のClariSを、遠くからですが 
見守っていきたいと思います。 

まずは、ClariS 3rdアルバム発売記念 全曲先行試聴会イベント 
「”PARTY TIME”前夜祭」がニコ生であるのでこちらは要チェックですね。 
http://live.nicovideo.jp/watch/lv180441115?ref=top&zroute=index

2014年春アニメレビュー

今期は、最初あまりいいアニメが無いなという印象でしたが、見ていくと徐々に
面白くなるタイプの作品が多い気がします。

・ノーゲーム・ノーライフ
http://ngnl.jp/
天才ゲーマー兄妹が異世界でゲームに挑んで攻略していく作品。
設定が綿密に組まれていてこれぞラノベって感じ出来ですね。

これは3話の駒が意思を持つチェスでほとんどルール無視で評価が割れましたが、
私はあれで、既存のゲームに囚われない自由さがあって良かったと思います。

それにしてもこの作品、原作が榎宮祐さんという方がイラストとシナリオを
一人が行っていると知りびっくりしましたw
タイトルがシンプルで分かりやすいのも好きになりました。(^^

・魔法科高校の劣等生
http://mahouka.jp/
放送前は宣伝に力を入れていて、今期の主力作品として登場させたいという印象が強かったのですが、
蓋を開けてみると、正直なんとも微妙な感じ…
中二病でも恋がしたい!だと中二病をネタに利用してましたが、
こっちはガチにカッコつけてる感が凄い…

それと主人公が全然劣等生じゃねーしw
バトルシーンが毎度となくあっさり決着ついてこの兄妹最強だろとw
バランスがおかしいです。

ラノベは売れたみたいですが、アニメは正直厳しそうな気がします(^^;

あとタイトルが野暮ったくてセンスが無い。
学園モノなんてありふれているので「魔法科の劣等生」と高校省いても
良いのじゃないかと思ったり。

と、まー色々書きましたが視聴は継続しますw(ぇー

・ご注文はうさぎですか?
http://www.gochiusa.com/
これは、昨年やっていたきんいろモザイク好きな人なら必ず好きになるかと。

出てくるキャラみんな可愛く、適度なキャラクターの特徴付けがあってなかなか面白いです。
作画の質も高いので、まったりできる癒し系作品だと思います。

まー少々やりすぎてあざとい感じはあるのが欠点ではありますが(^^;

でも、穏やかな気持で見れる数少ない作品でオススメです。(^^

明けましておめでとうございます。

2014年始まりましたね(^^

今日新聞見たら、ソードアート・オンラインの一面カラー広告出てて新年早々驚きましたw
それも中々良いイラストで良かったです(^^
個人的には昨年娘TYPEであすなのねんどろいどを当てた事もあり新作アニメが楽しみです。

それと今日は運試しにそに子の一番くじ引いてきました。
結果はJ賞ステッカーセットで微妙な感じでしたが(^^;
まーステッカーのイラストは中々良い感じかな。

今年の抱負は、昨年は守りに入り過ぎたと感じたので、もっと新しい事に
挑戦したいと思っています。

それでは、今年もよろしくお願いします。

今年ももうすぐ終わりです。

2013年もあと僅かとななりました。
結構あっという間に過ぎた一年だったと思います。

今年は、アニメ映画の見た本数が過去最多の7本になりました。
近くの映画館でいろいろ上映してたからではありますが、
まさかこんなに見ることになるとは思わなかったので自分でもビックリですw
今年見たのは以下の作品となります。

・とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇跡-
・花咲くいろは HOME SWEET HOME
・AURA(アウラ)~魔竜院光牙最後の闘い~
・STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ
・風立ちぬ
・魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
・かぐや姫の物語

全てパンフレットも購入しました。AURAのパンフは1,500円もして映画見るのと
同じ位かかるじゃねーかとツッコミ入れたくなりましたが、一応内容を
見て納得はできたかなと。原作の田中ロミオさん好きですし。

どの作品も良かったですが、特に素晴らしかったのは、まどか☆マギカとかぐや姫の物語。
前者は変身や戦闘シーンの映像が凝っていてよく動きシナリオも前作以上の
予想外の展開で驚き、後者は、鉛筆書きを活かすとこうも印象に残る作品が作れるのか
という凄さを感じましたね。

一方、TVアニメの方は、平均的な質は高かったものの、飛び抜けた作品は無かった
感じですね。
敢えて挙げるならD.C.Ⅲは好きでした。(笑)
シナリオは軽いものですが、キャラクターが可愛く描かれていたのが良かったかなと。
要は絵が自分好みなだけではありますがw

正直、TVアニメはまどかが凄すぎるわ、ジブリの巨匠監督2本立てのインパクト圧倒的さで、
霞んでしまった感があります。(^^;
コンピュータ関係に関しては今年は完全にパソコン売れない年になりましたね(苦笑)

AMDはゲーム機に力を入れている状況で自作向けで重要なFXシリーズの将来が見えて
来ない状況ですし、Intelに関してもパソコン自体が売れない状況で安泰とはいえず、
後追いのタブレット向けCPUを必至に開発しているという状況で中々厳しい年に
なったのではないでしょうか。

Win8に関しても発売早々導入したものの、正直パソコンで使うには操作性がWin7に劣ってますし、
タブレットにしても、iPadの方が使いやすいと中途半端で微妙な印象でした。
後半にWin8.1に更新されて少し改善しましたがまだ微妙な感じは否めないですね。

さらに、円安でパーツの値段上がって高くなっている上、性能向上があまり進まず、
自作PCユーザーとしては少々詰まらない一年だったという感じです。

来年は、タブレットやスマホ向けのCPUの情報もう少し収集したいですね。
それと、なにか新しい事に挑戦したいと思います。

それでは、良いお年を~

かぐや姫の物語

今年はアニメ映画を見に行った本数がこの作品で7本目になりました。
近くの映画館でいろいろアニメ作品やってくれたのが大きいですね。

さて、かぐや姫の物語ですが、作品制作が発表された当初は独特なタッチの
イラストだったのであまり期待していませんでした。
ですが、まどか☆マギカを見に行った際の予告編で背景とキャラクターが一体となって
動く映像を見てこれは凄いと思い今日見てきました。
かぐや姫の物語 パンフレット

今までの高畑勲監督の作品は、社会へ訴えかける作品が多く、面白さに
掛ける印象でしたが、今作に関しては竹取物語をあまり知らない私が見ても面白いです。

まず、「ジブリ史上最高の絶世の美女現る」との触れ込みですが、これは本当にそう感じたりw
小さい頃は可愛らしいし、成長するにしたがって本当に美しく描かれてます。
「かぐや姫の犯した罪と罰」というのも納得。
関わった人が結果的に不幸に遭うケース多いですからねぇ。

それと、女童(めのわらわ)が良い所で沢山出てきて面白いw
なんか憎めないキャラですw

ただ、やはりジブリの割には見る人選ぶ印象はありました。
かぐや姫は良く言えば天真爛漫で可愛いですが、見ようによってはわがままな姫ですし、
終盤に捨丸と再会したあたりは捨丸の嫁さんの立場どうなるんだ的な感じだしw
仕事をバリバリこなす現実主義者ってな人には合わないだろうなと思いました。

それと、主題歌聴いて好きになりました。二階堂和美さんは初めて知りましたが、
中々良い歌声だと思い、主題歌シングルを楽天ブックスで注文してみたりw

宮崎駿監督の風立ちぬに対してどう対抗するのか楽しみでしたが、水彩画タッチで
動く映像と、竹取物語という定番のお話をベースに膨らませていく手法で双璧を成す、
素晴らしい作品に仕上がっていると感じました。